ゴミ屋敷化を防ぐには、どうすればよいか
アンケートでは、対策として「不用品を処分する」が最多で、以下「アドバイスを送る」、「整理整頓をする」、「掃除をする」と続いた。
実際に行っている対策としては、「親と一緒に、年に数回程度の頻度で生前整理をして、不用品を捨てています」(40代男性)と、親子で協力して片付けを行うことがもっとも効果的であるようだ。また、まずは実家に残したままの自分の物を処分することで、実家全体の荷物を減らす方法もあるようだ。
そのほかにも「ゴミ屋敷のリスク(火災や健康被害、孤立など)を具体的に伝え、早急な対応の必要性を自覚してもらう」(60代以上女性)といったように、実際に起こっているゴミ屋敷トラブルの実例を話すことも効果的とされる。
加えて、実際にゴミ出しの手伝いや粗大ゴミの運搬を実施するのもよい。たとえば、必要な物を自宅に持ち帰ることで実家の荷物を減らすという方法もある。

ゴミ屋敷になってしまう背景には、性格特性や「もったいない」と考えがちな価値観のギャップに加え、やはり高齢化がある。実際、高齢による身体機能の低下で、不要な物を放置してしまうことも多い。
また、実家が遠方にあり通うのが難しいなど、それぞれの事情もあるだろう。そうした場合でも、一気に片付けるのではなく、長期的かつ継続的に行うことがポイントとなる。もちろん、たとえ親子であっても、「どこまで手を出してよいか」「どうやって関与すべきか」といった距離感の問題もあるが、そこは対話を重ねつつ、昔話に花を咲かせながら進めるのも一つの方法であろう。









